「語根で覚える受験英単語」(イケタン)語根ang, anx「苦しい」

語根 ang, anx「苦しみ」

バディ語 angry「腹を立てた」

今回はangryの語源について、考察します。angryのangはもともと「窒息する、苦しむ、首を絞める」と否定的な単語です。どの辞書を調べても、なぜそうなったかを示すものがなかったのですが、ある辞書にhangnail「さかむけ、ささくれ」という単語が目につき、angとhangが結び付きました。hangのhが音韻脱落しangと関係しているのではないでしょうか。hangには「吊るす、絞首刑にする」という意味があります。hangからang「苦しみ」の意味が出てきたことはごく当然のことです。

ターゲット語 0043 anxious「心配して、切望して」

hang「吊るす、絞首刑にする」から、angry「腹を立てて」とanxious「心配して」の2つにわかれました。西部劇の世界では、hangされることが日常的だったようです。ゲームで「ハングマン」という趣味の悪いゲームがありますが、子供の遊びにあのようなゲームがあることが信じられません。以前私も、アメリカ人の方がそのゲームで英語をおしえるのを見たことがありますが、私は使う気になれませんでした。ハングマンは、攻撃的な人なら「腹を立てた」状態になり、気の弱い人なら「心配して」の状態になります。

angry=ang「苦しみ」+ry(形容詞)で、「腹を立てた」

anxious=anx「苦しみ」+ous(形容詞)で、「心配した」となり、ハングマンとなりそうな身に置かれれば、やり残したことを「切望して」という気にならずにいられないでしょう。

派生語  anxiety(名詞)「心配、不安」 anxiously(副詞)「心配して、切望して」

受験英語では、この語根を使ったものは少ないですがanguish「(心身の)激しい苦痛、苦悶、苦悩」は、準1級レベル、最難関大学レベルだそうです。この語は、ラテン語から来たもので、狭い場所に閉じ込められた囚人や、迫害を受けた人たちの苦しみを表す語のようです。

注意 語源については、根拠に基づいてはいますが、主観的な脚色はお許しください。あくまで、単語を暗記することが目的です。