「学研プライムゼミ」の記事を読んで。

教育の職人たちが作る本格派映像授業「学研プライムゼミ」

「学研プライムゼミ」は、いつでもオンラインで学習できる映像授業である。(本文より)

講師陣は、ずらっと一流講師陣が名を連ねていますが、なぜ大手はこのように映像授業のクラウドを作るのか考えてみてください。

映像授業は、T予備校を筆頭にすでに大手の企業がいくつも手掛けていて、一般企業でもお金を出しさえすればいくらでも、取り入れることができます。

私もこれまで、他社の映像授業を取り入れていたので、その素晴らしさはよく知っているつもりです。

 

私が、以前T予備校の校長をしていた時、その講師陣の質の高い講義に触れ、毎日感動していました。それは否定できないし、また今現在そのような形態の映像授業を取り入れている塾を批判するつもりは全くありません。

私自身、これまで30数年間の間に、いくつもフランチャイズを試み、成功や失敗を繰り返し今に至っているので、企業型の学習塾は本当に素晴らしいものです。

 

ただ、自分自身が講師を兼ねている個人塾の場合、自分の授業と映像授業の衝突は否めません。企業型の塾であるなら、徹底して自分を隠し、商品の宣伝に努めるべきです。

 

今の時代、お金さえあればシステムを導入し、コーチングに徹するべきですし、収益の増収に努めるべきです。

 

ただ、自分自身がその授業に触れると、自分自身の授業スキルがましてきて、やはり自分なりの教え方にこだわりたくなるのではないでしょうか。

 

単なる経営者であれば、決してそのような気持ちにはならないでしょう。ただ、経営者が講師も務める、個人塾の場合は、自分の理想を追求するのがごく自然なことです。

 

世の中には、決して表には出なくても自分流を追求している素晴らしい塾の先生が、たくさんいるはずです。

 

一旦映像授業を入れると、その塾は大手の看板を背負うことになるので、もう個人塾とは呼べなくなります。それを徹底するのも一つの方法ですが、自分自身のスキルを磨き続けている先生方なら、そのような映像授業に納得できないはずです。

 

私が、提案したいのは、そのようなスキルを持っている全国の先生方は、自分が主人公の映像授業を今のうちにとっておくべきだということです。

 

ただ、塾のオーナーではない講師の方の場合、その映像の所有権が問題になりますが、それはオーナーとあらかじめ相談する必要があります。

 

全国のそのような先生方が集まる会があれば、きっと大きな力になると思うのですが、、、、

 

大手の企業が一流講師人を使って映像授業のクラウドをつくるなら、個人塾の先生方も自分の映像授業で対抗してみてはどうでしょう。

 

池田塾の場合、すべてが私の手作りなので不満や違和感を感じている保護者の方はいらっしゃいません。基本、無料で提供しているので、皆さんには感謝されています。

 

皆さん、「全国私塾反転授業研究会」の意味が分かっていただけたでしょうか。ムーブメントが起こるまで訴え続けます。

 

代表 池田徳幸